日本財団 図書館


 

○作業は通風のよい場所を選ぶ
○通風、換気によって粉じん、ガス等で汚染された空気を除去し、また温湿度などの物理的条件によっておきる作業者の不快感、疲労の軽減に努める
○狭隘な場所の作業では局所排気装置を設ける。出来ない場合は電動ファンを使用したブッシュブル(吹出口の反対側で吸引)型の換気を心掛ける
○缶胴のような筒の内部の作業では後方から送風すると作業者のふところに粉じんがたまるので、前方から送風する
○送排気は作業に支障が出ぬよう溶接点での風速を必要最小限となるよう注意する
○船の二重底やタンク等の狭隘な場所では支障の無いかぎり工事孔を設け、換気効率を高める
○環境測定は作業者の働いている場所で、作業内容に応じて適時測定を行う。結果は記録保管するとともに異常があれば速やかに措置を講ずる

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION